イタリア奉仕団東北支援 出迎騒動記

3月の中ごろに東北支援トレッキングへ行きませんかというお誘いがありました。

かねてから東北で被災された方々に、自分ができることで何かをしたいと思っていた私は、

そのお誘いに二つ返事で「参加しまぁ~す」

そのトレッキングに同行したヨガ仲間のチエコさんから、5月にイタリア沖ヨガのメンバーが、

東北支援ボランティアで来日するという話を聞き、ならば、今回のトレッキング担当のJTB東北S氏に

相談したら良いべ!とチエコさんに持ちかけました。

3月の北山崎の素晴らしい景勝地トレッキングの夜は、この私が酒盛りもせずに・・・いや・・・正しくは飲みながら、

S氏とチエコさんと3人で、被災地のボランティア先、宿泊、地元の人との交流はどうするか・・・などなど

真剣に打ち合わせをしたのであります。

当初、このボランティアに部外者であった私は、ハタ!と気付いたら、根っからのおせっかいから、

どっぷりイタリア奉仕団のスタッフになっていました。

JTB東北のS氏も引っ張り込んで、ここから受入態勢準備作戦開始!!!!!

イタリア沖ヨガのメンバーは、毎年モロッコの砂漠へ出向き、井戸掘りなどのボランティアを行なっており、

今回モロッコグループと日本グループとに分かれて、来日が決定したそうです。

日本側の代表は、昔からよく知る個人的にも親しいヨガの先輩であるマツヨシさん。

イタリア沖ヨガの代表者のヤヒロ氏とも大変親しい間柄です。

まずはマツヨシさんとチエコさんと私の三人でスケジュールを組み立てます。

観光で遊びに来るわけではないからと、彼らが得意とするマッサージや指圧などをさせていただく

支援先探しから始まりましたが、遠いイタリアから来てくれるのだから少しは楽しんでもらおうよ!と、

観光が先か、支援が先か!  To be or not to be!

さらに経費をおさえるべく、交通手段やその他で意見が割れます。

人って、思いはひとつでも、各々の捕らえ方がこれほどまでに違うものかと勉強になりましたです。ハイ

受入態勢が整うまで、そんなこんなでこの50日間いろいろ大変でしたが、S氏の力強い協力もあり、

ようやく5月11日の彼らが来日する日を迎えました。

イタリア国旗に「アースヒューマンハーモニープロジェクト」とグループ名を記したA3の手作り看板を持参して、

いざ成田へとお出迎え。

マツヨシさんはなぜか2時間も前から成田に到着しているとのこと、でも待ち合わせの場所に・・・いない!!!

「ん、もう・・・またかいな」と「待ち合わせの場所にいなかったらワカランだろー」と少々目を三角にする。

マツヨシさんは「あんまり時間があったから、成田空港を探検してた・・・」子供みたいな人です。(汗)

到着出口で自前の看板を持って待つけど、なかなか出て来ない。

ふと、側に大きなザックを背負った細身のイケメンも誰かを待っている様子。

するとカートを押してくるグループの一人が、見覚えのある「ちゃんちゃんこ」を着ている人を発見!

それは一昨年インド・ジャイプールで「インターナショナル・ホリスティック・シンポジウム」に参加した際に、

主催者のコタリさんからプレゼントされたもの。私も持っています。

ベスト1DSC_1759

さらに、側に立っていたイケメンも、彼らと親しそうに握手しているじゃん。

彼はイタリア沖ヨガ代表のヤヒロ氏の息子さんでした。(^_^;)

無事みなさんを迎えたは良いものの、ここからが大変。

事前に日本側が打ち合わせたように、ことは運ばないものです。

みんなからユーロを受け取り両替するはずが、すでに円で持ってきた人もおり、

会計担当のマツヨシさんは、だんだんとユーロ計算と円計算がごちゃごちゃ・・・。

額に汗をいっぱいかきつつ、話す言葉が英語と日本語のちゃんぽんになってきた・・・?!? ありゃ。

完全にパニくってる。がんばれマツヨシさん。

なんとかなってイザ成田エクスプレスに乗るため、下の階に行くのに、

今度はカートを押しつつエレベーターを探してウロウロ・・・ウロウロ。

ようやくついた改札口で今度は切符が入らない?!?

チケットを曲げてしまったため、機械が拒絶したんだね(汗)

成田エクスプレスを待つ間、みんな笑顔。

成田駅1DSC_1584

無事、東京駅に到着したものの、今度はチエコさんと事前に打ち合わせた柱10番が見つからない。

ぎゃぁ~! 新幹線に間に合わなくなったらどーしよう。

今度は私が焦りまくる番。

その間に、カードを紛失してしまった人が、イタリアに電話をかけたいと言い、

新幹線の改札を通ろうとしたら、チケットを破っちゃった人がいて、てんやわんや。

ようやく新幹線にみんな乗り込んで、ホッとする。良かった。

「See you agein at SENDAI」とみんなと再会を約束して、手を振りました。

汽車は出ていく、私は残る・・・。

私は仕事のため同行できないのが、残念ですが、週末に追っかけて合流予定です。

その週末というのは明日。

6時56分発のハヤブサ3号に乗って、彼らがいる石巻の鮎川へ行って合流します。

到着予定が12:00くらい・・・石巻は遠いのであります。

 

勝利者の瞑想法―ジャイナ教・修行の実際 [単行本]
 

台湾 瞑想の旅 その5 再見!

台湾最後の朝、ドピンク色の布団に包まれて目が覚めたら、外は曇りで今にも振り出しそう。

やっぱり昨日のあの快晴のお天気は、私たちへのプレゼントだったのかな・・・。

今朝も、張先生の朝ヨガにつきあわせてもらい、1時間ほど汗だくでアサナを行い、瞑想をしました。

張アサナに近づくためには、更なる鍛錬が必要だなと反省。

5日間お世話になった張先生と奥様にお礼を言って、先生とは5月に仙台での再会を約束し、ハグをしてお別れしました。

ドピンクの布団とも今日でお別れ。

 

嘉義から新幹線はあっという間に、私たちを台北駅に連れて行ってくれました。

ここでOさんともお別れです。

彼女は細やかな心遣いをされ、妻として、母として、素晴らしい女性で、笑顔が本当にかわいい永遠の少女のような人です。

いつも口の悪い友人達から、魔女と怪物とか言われている私ですが、私も彼女みたいに少女のようになれるかな?

・・・もう無理か(汗)

ここからまた桃園空港には、バスで移動。

桃園空港は、まるで日本のような錯覚さえ起こすくらい、きれいで近代的です。

原宿か青山にあるようなオシャレなお店でお昼をいただきましたが、一気に値段が変わり、量もほどほどです。

ランチ3DSC_1466

ランチ1DSC_1464

ランチ2DSC_1463

台湾の食事は、普通の中国料理の印象とは違い、全般的に優しい味がします。

 

最後の台湾での食事を終えて、今回初めて利用したエバー航空にまた乗っていよいよ帰国です。

この台湾の旅は、私にとってまたもや忘れられない楽しい思い出深い5日間でした。

出会ったすべての人々に感謝です。

みなさん本当にありがとうございました。

今度は、洪先生にも会いにまた訪れたいです。

再見!

 

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台湾 瞑想の旅 その4-2 骨まで愛して

樹齢2,700年の老木の下でアサナと瞑想をした私たちは、

さらにそこから玉山登山口の2,600mへ車を走らせました。

 

看板2DSC_1441

 

そこに登山のために前泊するホテルが建っており、ヨーロッパ風のきれいな建物で、資料館で山の四季の映像なども見せてくれます。

登山口ホテルDSC_1447

ホテル1DSC_1448

そのホテルの外で、私たちはランチをいただきましたが、素晴らしいお天気のもとで食べる食事のお美味しいこと。
張先生はここでもアウトドア用ガスコンロで中国茶を入れてくれました

ランチDSC_1446

ホテルDSC_1444

日差しはがポカポカと最高に気持ちが良く、お昼寝したいくらい。

静かなゆるゆるとした時間を過ごした私たちは、そこを去りがたい思いで車に乗りました。

今度はひたすら山を車で下りますが、途中でお猿さん発見。

猿DSC_1442

どんどん下って行くと、徐々にガスが濃くなり、前が見えなくなるほどに濃い霧の中に突入。

なるほど、いつもはこのようなガスに覆われており、私たちが観ることができた山並みはかなり貴重な時だったようです。
玉山2DSC_1412

山を下ってから、初日に行った泥温泉にまた行ったのですが、もう泥温泉の入り方も慣れたものです。
薄いグレーのお湯に浸かっていると、「日本人でしょ?」と声をかけられました。
少し日本語ができるようで、「日本人は顔立ちが違うから判るよ」と言われましたが、台湾の方は年齢の高い方は日本語が普通に話せるし、若い方も日本語を勉強しているという方がたくさんいます。
私が日本人だと判ると、俄かにいろんな人から声をかけられ、「日本の歌を知っている」と歌いだしたのが、なんと「骨まで愛して」というチョー懐かしい歌!
私が大喜びすると一気にお風呂場は盛り上がり、もう一人の30代くらいの女性(女風呂だから女性しかいませんが・・・汗)は、私も歌えると次から次へと歌ってくれ、お風呂の中で日本の歌が響き渡ります。
台湾では日本の歌は大変人気があるようで、誰でも知っているようです。

さらに私がヨガをやっていることを知ったその人は、俄かに湯船から上がって、ナント、V字バランスをして見せてくれたのです。
じぇじぇじぇ!!!!!!!!

目のやり場に困ったものの、お風呂場は大盛り上がり。
まさに裸の付き合いで、日台親善に大いに貢献した次第です。(^_^;)

お風呂から上がって、女風呂での楽しい話を興奮気味に話しながら、夕食の場所へ移動。

今夜は有名人も訪れるという七面鳥を食べさせてくれるレストランで夕食です。

「嘉義噴水鶏肉飯」という看板がかかっています。

七面鳥って「噴水鶏」なのかな・・・?!?

レストランDSC_1458

これがターキー丼。餡がかかっていて美味しかったです。

ターキー丼DSC_1450

またもやお腹いっぱいになり、次はお寺さんにお参り。

お寺DSC_1459

お寺には、右から入って、左から出てくるようです。

中に入ると、金色と赤色が目にまぶしく、なんともきらびやかで、お参りの前には、3回線香台を回ってから仏前に膝まづき、長い線香を3回上下し頭を下げます。
日本とまた違ったしきたりがあり楽しかったです。

その夜は、最後の夜を惜しむかのように、5人で楽しいおしゃべりが遅くまで続きました。
台湾の旅は、あと1日を残すばかり。

 

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台湾 瞑想研修の旅 その4-1 感動のひととき

台湾4日目は、前日で瞑想研修も終わり、この日は阿里山の麓へドライブです。

わーい\(^▽^)/

その日は、これまでの曇り空から一転して快晴です。

張先生いわく、この辺はガスに覆われることが多く、山の全様を見ることができるのは大変珍しいのだそうです。

ありさんDSC_1394

張先生、坂本先生、0さん、慧ちゃん、私の誰がお天気男か女か?

青い空と白い雲がたなびき素晴らしいお天気です。

大変整備された道路を車はスイスイ進み、標高を重ねていくと、途中道路際に大きな木がありました。

その樹は柔らかい苔に覆われ、なんだかとても優しい感じがします。

朝日を浴びて、その樹から湯気が立ち上り、エネルギーを湯気とともに発しているようにも見えます。

樹のそばDSC_1403

阿里山は靖国神社の鳥居の檜を切り出した山でも有名で標高3,952m。

富士山より高いのです。

ただし、登山をするには自然保護の観点から入山には許可が必要です。

道路標識DSC_1414

 

標高2,350mまで行き、そこで車を降り階段を下りていくと、そこにあったのは樹齢2,700年の「紅檜」の大きな大きな老木です。

看板1DSC_1418

気が遠くなるほどに長い間、この樹がずっと生き延びてこられたのは、雷に遭い難い条件にあったようです。

ジャイナ教の始祖マハヴィーラや仏陀が生きていた紀元前500年前より、さらに200年も前から生きている樹なのかと思うと言葉を失います。

木2DSC_1430木4DSC_1428

そこは、張先生のお気に入りの場所で、よくここでアサナをやるようで、私たちもアサナをおこないました。

DSC_1421アサナ張

慧ちゃんは、台湾に来てからというもの、水を得た魚のように毎日生き生きとしています。

張先生のアサナに、いったい身体がどうなっているのだろうと不思議そうにしていましたが、

それに触発されたのか、それまで苦手だった逆立ちに挑戦したら、スゥーっと足が上がったのです。

慧ちゃんは顔を輝かせて、「信じられない! なんでできたんだろう?」と大喜びです。

この偉大なる樹から発するオーラに包まれ、エネルギーをもらったのでしょうか?

坂本先生がもう一度やってごらんと、優しく指導されていましたが、この写真は先生の優しさが溢れていると思いませんか?

逆立ちDSC_1420

このときの慧ちゃんの素晴らしい笑顔と、彼女をそっと支える先生の自愛に満ちたこの瞬間は、

私に深い感動を与えてくれました。

無心になって行なうと今までできなかったことができたという良いお手本だと思います。

最初から「無理」とか、「できない」とか思い込まずに、とにかくやってみるといつかはできるかも。ネ!

日本ではなかなか聴いたことがないような鳥の美しいさえずりに、そよ風が吹き、ずっとここにいたいと思うような不思議な安らぎの空間でした。

この続きは4-2でネ。

 

勝利者の瞑想法―ジャイナ教・修行の実際 [単行本]
 

味噌の仕込み・我が家は自家製味噌

毎年、自分で味噌を仕込んでいます。
寒仕込みなら2月辺りが良いのですが、忙しくてとうとう5月になっちゃった。(汗)

本来なら、大豆を茹でて潰してという、大変な作業を行なわなければならないのですが、
私の場合は、すでに茹でてある手作り味噌setを購入しているので、
「ナンチャッテ手作り味噌」ですね。
添加物一切なし!
市販されている味噌と比較すると昔懐かしい味がします。
毎年、麹を麦、米などいろいろ変えてますが、今年は玄米麹にしてみました。

まずは麹を細かく手でほぐします。
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缶詰入りの茹で大豆もありますが、その場合は厚手のビニール袋に入れて、手または足で踏んで豆を潰します。
今回は、Netで茹でて潰してある大豆(至れり尽くせりですな・・・)と玄米麹を購入。
あとで気付いたのですが、すでに大豆の中に塩が入ってました。あちゃ~。
塩入でないほうが、塩分を調整できて、減塩になるからその方が良かったのですが・・・。
麹と大豆をよ~く混ぜて、耳たぶくらいの硬さにしてお団子にします。
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そのお団子を容器の中へ投げつける!!! バーン!
空気を抜くためですな。
コントロールが悪いと容器の外に・・・たまにやります(汗)
上からさらに空気を抜くために、力いっぱい拳骨で固く平らにします。
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こういう時、筋トレやってて良かった!と思います。
腕力はあるのよ。ブヒ
後は表面が空気に触れないようにして、涼しいところに置きます。
味噌が茶色っぽくなれば、食べられるようですが、私は最低1年間は寝かせます。ZZZ・・・。
ぐっすり眠った味噌は、色がかなり濃くなりますが、お味は円やかになり美味しくなりますよん。
お試しあれ!

 

台湾 瞑想研修の旅 その3

台湾3日目の4月14日は日曜日。
台湾はちょうど梅雨なのでしょうか。その日も雨や曇りのどんよりとした天候です。

「プレクシャ・ディヤーナ」は、ジャイナ教の瞑想法ですが、
インドで聞くお坊さんや尼さんたちが唱えるマントラは美しく、
初めて聞いたときは、心が震えるほどに感動を覚えました。
その中で「アラハト・バンダナ」というマントラがあり、今朝も昨夜に引き続きみんなで一緒に唱えました。

昨日は、9:00から21:30まで「プレクシャ・ディヤーナ」の基礎を復習、
今日は朝6:00からマントラに続いて、「シャリーラ・プレクシャー」(身体の知覚瞑想法)
へと徐々にstepupです。
瞑想って何だか難しそうでしょ?
私は禅寺で座禅を体験したことがありますが、普通眼を瞑って思考を止めようとしても、
なかなか難しく、どうしても心が動いてしまうものです。
体の部分に意識を集中させることで、誰にでもできるこのジャイナ教の瞑想法に、
2007年に出会ってから、瞑想は難しいという固定観念を取り去ることができました。

さて、ランチの時間。
昨日は、紙のお弁当箱に入ったお弁当でしたが、今日は麺です。
麺DSC_1328
東南アジアでは、お料理はビニール袋に入っていることが多く、やはり麺やスープもビニール袋に入って届きます。
よくスープが漏れないなぁと感心するばかり。
汁たっぷり麺と焼きそば風の麺は、五香粉の香りも高く、大変美味しかったですよ。
一般に台湾のべジ食は、味が薄く、如何にも健康に良さそう。

休憩時間に、SさんとNさんのご夫婦(中国は別姓ですから名前が違います)の奥さんは、
20代かなとお見受けしたのですが、なんと40歳とのこと。
その若さに吃驚です。
ご主人は、最近まで12年間軍隊で働いていたとか。
とても礼儀正しい方で、ご夫婦ともに親しみやすい方です。
その方が私やKちゃんの手相や人相を見てくれました。
晩年が良いとのこと(晩年って、いくつからのことを言うんだろう?????)
その言葉に勇気をもらい、ちょっと嬉しくなりました。うふ
謝さんDSC_1322

午後は、黄先生のアサナです。
とてもオシャレな美人さんで、言葉少なく、食べることが大好きな先生です。
アサナを進めるに従い、素晴らしい柔らかさで反りのポーズを見せてくれます。
黄先生DSC_1348
慧ちゃんは、前屈の際に黄先生に仙骨をぐっと押されたら、
今までになく前屈が深くなり手先が足の先まで伸びたと大感激していました。
前屈を深めるには、仙骨の倒し方も重要で、力ではないんですよね。

その後「チャイタニア・ケンドラ・プレクシャ」(精神的中心点の知覚)
いわゆる通常のヨガ用語でいうチャクラにスポットを当てて、
各ケンドラごとの色をイメージしながら、意識を集中させます。
これまでの瞑想は、思考を止めるのですが、
「アヌ・プレクシャ」(沈思黙考と自己暗示)は、心の中で誓いを繰り返して
潜在意識に根付かせるという方法です。
ただし、「お金持ちになりたい」とかそういう願いをするものではないんですよ。(汗)

窓の外をふと見ると、もう日は傾き、雨が上がって夕日が輝いていました。
研修はこれで終了です。
集合写真DSC_1319
一人一人修了書をいただいて、二日間で仲良くなったみなさんと別れを惜しんでてを振ります。
坂本先生と高雄市から駆けつけてくれたご主人が日本人という通訳をしてくれた青木さん。
本当にお疲れ様でした。

その晩は、新鮮な魚介を選んで調理してもらうというレストランに行きました。
海鮮レストランDSC_1374
中国では出されたお料理を平らげるというのは、「足らない」ということなので、後から後からお料理が並びます。
日本人は、残してはいけないという意識があり、必死に食べるのですがとても食べきれるものではありません。
なかなか腹八分目という訳には行きませんナ。
日本では見かけない珍しいビールがありました。
フルーツの美味しい台湾だからこそでしょうか、フルーツでできたビールです。
少々甘くて、お酒が得意でない人にも、飲み易いビールです。
ビールDSC_1377

道場に戻って、さてシャワーです。
シャワー室は特になく、トイレと一緒になっています。おっ初体験!
個室の中に便器があり、シャワーがついていて、脱いだ服を濡らさないように気をつけながら、シャワーを浴びるのです。
なかなか面白いシステムです。

シャワーを浴びてさっぱりしたところで、お休みなさい。ZZZ・・・。


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台湾 瞑想研修の旅 その2

台湾二日目。

前夜の泥温泉で身体が温まり、ぐっすり眠って、自然に5時過ぎに目が覚めました。

部屋の窓からは、通りを隔てて大きなスタジアムが見え、その日は土曜のため、早くもトラックの中を、歩いたり、ランニングする姿が見えました。

張先生は毎朝、ヨガを行なうというので、一緒にやらせてもらいました。

鏡の前に正座した張先生は、呼吸を整え、淡々といつものアサナをスタート。

私もあとを追うようにアサナを続けました・・・が、洪ヨガで永年鍛え上げられた強靭でしなやかな身体から織りなされるアサナは、途中から徐々に難度を増し、とてもついていけないポーズの連続です。

それでもついていこうと、必死に汗をたらしながら、1時間のアサナは終了。

ふぅ~! 張先生のクラスを2度ほど経験してはいましたが、毎回先生のスーパーポーズには感動します。

洪先生のアサナを初めて見た時も、目が点になりましたが・・・。

 

朝食は、張先生の奥様が蒸したてのほっかほかのお饅頭を持ってきてくれました。

日ごろ朝食は食べないのですが、目の前にあると「どんな味かな?」と半分いただきましたが、ふわふわの柔らかな皮はほんのりと甘く、中身は野菜の餡が入っていました。美味しい!

いよいよ台湾の全国から参加者が集まり、

坂本先生の2日間わたる「プレクシャ・ディヤーナ  知覚瞑想」の研修が始まります。

DSC_1297講義1

手渡されたのは、中国語と英語と日本語で書かれた宣言集が載っている「行事集」。

講義の前に全員で「誓いの言葉」を斉唱し始めました。懐かしい!!! 30年前の沖ヨガの道場を髣髴とさせる光景です。

坂本先生の講義は、大変判りやすく、私には復習とともに、指導する際に大変参考になります。

DSC_1303カヨウウッサグ

お昼はベジの弁当です。

台湾ヨガ人は、食べ物に大変気を使っているようで、添加物のないものをまずは選ぶようです。

休憩時間は、茹でたてのとうもろこしや新鮮なフルーツがいっぱい。

とうもろこしは皮ごと茹でて、皮を剥いて濃い塩水をかけていただきます。その茹で汁がとても美味しかったですよ。

DSC_1302とうもろこし

9:00から21:00まで、講義と瞑想の実践を行い、その日は終了。

またドピンクの布団に包まって、お休みなさい。ZZZ・・・。

 

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台湾 瞑想研修の旅 その1

まちこです。

ブログを始めました。

これはヨガのブログです。

山のブログはまた別にしましたのでよろしくお願い申し上げます。

4月12日から16日に、7~8年ぶりで、台湾へ行きました。

桃園空港は素晴らしくきれいで、前にはなかった「高鐵」という新幹線は、日本で乗っているのと同じで快適そのもの。

トイレの水も自動で流れるので、随分近代化が進んだなという印象でした。

 

今回は、私の瞑想の師である坂本先生が、台湾沖道ヨガ理事長の張先生の嘉義市にある道場へ

「プレクシャ・ディヤーナ 知覚瞑想法」を指導に行きました。

プレクシャ・メディテーションを一から指導するため、その指導方法を学べるということで、

こんな良い機会はないと、出発1ヶ月前に即決!!

前の台湾での思い出は、楽しい思い出がたくさんあり、ご飯も美味しいし、行くぞ台湾!!!

 

さて、もう一人同行するのはKちゃん。

彼女は中国出身の人ですが、日本在住10年ほどで日本語がとてもうまく、

一緒にプレクシャ・ディヤーナを勉強しています。

桃園飛行場に迎えに来てくれたのはOさん。

坂本先生の友人ですが、台北在住のセレブの奥様。

笑顔が少女のようで、明るくて大変よく気がつき、奥様としても母としても、「完璧」という言葉が似合いそうな方です。

 

初めて乗る「高鐵」で、台湾の北部から中部の小雨降る田園風景を見ながら、快適な旅の始まりです。

夕方前でしたが、新幹線に乗ったらやっぱビールでしょう。

先生や慧ちゃんはあまりお酒を飲まないので、私一人缶ビールを飲みだしたらOさんが吃驚。

台湾の女性は、昼間から公の場所で、お酒は飲まないようです。アチャー

1時間30分ほどで嘉義の街に到着。

町並みは昔ながらの懐かしい感じですが、以前はなかったセブンイレブンとファミリーマートが、

迎え合わせにあったり、そういえば1件だけスタバがありましたよ。

 

張先生の道場にこれから5日間お世話になります。

スタジオはフローリングで鏡が壁際にずっと張られていて、かなり広く使いやすそうです。

まずは温泉に行こうと車で1時間ほど行ったのは、台湾四大温泉の珍しい泥温泉です。

1895年の日本統治時代の警察軍(?)が発見したせいか、その泥温泉に訪れるのも警察関係者が多いそうです。

坂本先生が男性のお風呂には、見るからに鍛えられた身体つきをした40~50代の人が多かったと言っていました。

それに反応したのがKちゃん。

独身のKちゃんは、「一人くらい紹介してくれたらよかったのに」って・・・男風呂に入るわけにも行かず、残念でした。

泥の温泉はぬるっとした細かなグレー色で、身体が芯から温まります。

しかもお肌に良さそう。

ドアを開けると、薄いゴムのカーテンが下がっていて、それを開けるといきなり湯船が見えました。

むむ・・・脱衣所はどこ?とみると、壁際にスチール製の棚があり、そこで湯船に使っている人にお尻を見せながら

服を脱ぐというシステムです。

シャワーがあるものの、出るのは水のみ。

お風呂の入り方が判らずうろうろしていると、周りの人がいろいろ教えてくれました。

特に話しかけてくるわけではありませんが、みなさん親切でした。

お風呂を上がってから、その近くの有名な食べ物、「甕仔鶏」という甕の中で鶏を1羽丸々焼いたものをいただきました。

日本で食べる鶏の味とは違い、皮はパリッとして中はジューシーで美味しかったですよ。

 

私とKちゃんのお部屋には、フローリングの床に、布団が敷けるほどのスペースでマットが積み重ねられていました。

珍しい四角い布団を敷布団にして、掛け布団はドピンク色でハート型の模様があるリボンつきのもの・・・???

これは新婚用かな?

なかよくその布団に包まって、台湾1日目は終了。

 

勝利者の瞑想法―ジャイナ教・修行の実際 [単行本]