樹齢2,700年の老木の下でアサナと瞑想をした私たちは、
さらにそこから玉山登山口の2,600mへ車を走らせました。
そこに登山のために前泊するホテルが建っており、ヨーロッパ風のきれいな建物で、資料館で山の四季の映像なども見せてくれます。
そのホテルの外で、私たちはランチをいただきましたが、素晴らしいお天気のもとで食べる食事のお美味しいこと。
張先生はここでもアウトドア用ガスコンロで中国茶を入れてくれました
日差しはがポカポカと最高に気持ちが良く、お昼寝したいくらい。
静かなゆるゆるとした時間を過ごした私たちは、そこを去りがたい思いで車に乗りました。
今度はひたすら山を車で下りますが、途中でお猿さん発見。
どんどん下って行くと、徐々にガスが濃くなり、前が見えなくなるほどに濃い霧の中に突入。
なるほど、いつもはこのようなガスに覆われており、私たちが観ることができた山並みはかなり貴重な時だったようです。
山を下ってから、初日に行った泥温泉にまた行ったのですが、もう泥温泉の入り方も慣れたものです。
薄いグレーのお湯に浸かっていると、「日本人でしょ?」と声をかけられました。
少し日本語ができるようで、「日本人は顔立ちが違うから判るよ」と言われましたが、台湾の方は年齢の高い方は日本語が普通に話せるし、若い方も日本語を勉強しているという方がたくさんいます。
私が日本人だと判ると、俄かにいろんな人から声をかけられ、「日本の歌を知っている」と歌いだしたのが、なんと「骨まで愛して」というチョー懐かしい歌!
私が大喜びすると一気にお風呂場は盛り上がり、もう一人の30代くらいの女性(女風呂だから女性しかいませんが・・・汗)は、私も歌えると次から次へと歌ってくれ、お風呂の中で日本の歌が響き渡ります。
台湾では日本の歌は大変人気があるようで、誰でも知っているようです。
さらに私がヨガをやっていることを知ったその人は、俄かに湯船から上がって、ナント、V字バランスをして見せてくれたのです。
じぇじぇじぇ!!!!!!!!
目のやり場に困ったものの、お風呂場は大盛り上がり。
まさに裸の付き合いで、日台親善に大いに貢献した次第です。(^_^;)
お風呂から上がって、女風呂での楽しい話を興奮気味に話しながら、夕食の場所へ移動。
今夜は有名人も訪れるという七面鳥を食べさせてくれるレストランで夕食です。
「嘉義噴水鶏肉飯」という看板がかかっています。
七面鳥って「噴水鶏」なのかな・・・?!?
これがターキー丼。餡がかかっていて美味しかったです。
またもやお腹いっぱいになり、次はお寺さんにお参り。
お寺には、右から入って、左から出てくるようです。
中に入ると、金色と赤色が目にまぶしく、なんともきらびやかで、お参りの前には、3回線香台を回ってから仏前に膝まづき、長い線香を3回上下し頭を下げます。
日本とまた違ったしきたりがあり楽しかったです。
その夜は、最後の夜を惜しむかのように、5人で楽しいおしゃべりが遅くまで続きました。
台湾の旅は、あと1日を残すばかり。