奥会津の只見にある「ユイ道場」で行われたプレクシャ・ディヤーナ瞑想合宿「集中講座レベルⅡ」に参加してきました。
8日間の合宿ですが、一気に休みを取ることが難しく、4日間の参加。
一昨年の10月に前半を受講し、昨年は諸事情により中止。あちゃ~(;_______;)
2年という月日が開いてしまいましたが、今回ようやく受講できました。
私が勉強するプレクシャ・ディヤーナという瞑想法は、インドのジャイナ教の瞑想法です。
今から2500年前、仏教と同じころに、ヴァガヴァン・マハヴィーラによってジャイナ教が生まれました。
今から40年ほど前に、ジャイナ教テーラパンタ派のアチャリア・トゥルーシーとアチャリア・マハプラーギャにより、2500年前の瞑想法を再現しつつ、さらに具体的で初心者にも容易にできるよう、判りやすいものへと体系化した瞑想法です。
だから私にもできるんだけどね。えへへ
13日の夜遅くに只見にある、福島県の文化財である「叶津番所」に到着。
ここに「ユイ道場」というヨガ道場も併設されているのです。
毎朝5:00に起床し、マントラ斉唱、ヨガ、講義と瞑想実習が21:30まで続きます。
朝は具沢山の味噌汁
昼は玄米やその他しっかり食べます。
夜は軽めにお蕎麦などの麺類。
すべて野菜中心で、もちろんアルコールはご法度。うーん我慢、我慢。(汗)
東京は毎日35度近い気温だったものの、ここはまだ梅雨が明けておらず、毎日雨続き。
でも雨の音って、私は好きです。
ここ只見は尾瀬と同じく、山に霧がたちこめた朝は、晴れるといわれています。
3日目の朝は、霧がたなびく中を行き、会津のマッターホルン「蒲生岳」の麓を流れる二つの川の合流点の河原での瞑想しました。
川のせせらぎを聞きながらの瞑想は心地よいものがあります。
予想通り、その日は梅雨が明けたかと思うほどの素晴らしいお天気になりました。
朝の河原での瞑想を終え、癒しの森にハイキング。
青い空に白い雲がぽっかり浮かび、暑くもなく寒くもなく緑の美しいブナ林のハイキングはとても気持ちのいいものでした。
そのあと、佐藤松義さんのお宅を襲撃!
古民家を修復して、とてもきれいにお住まいになっています。
素晴らしいお宅にみんなため息。
レベルⅡの最大のイベント「2時間瞑想」は、思ったより足などの痛みを感じることもなく、
(痛くないわけではないんだけどね(^_^;))、6つの瞑想法を順に行い、最後に7つ目のアヌ・プレクシャをやってたっぷり120分浸り切りました。
これで1時間程度の瞑想は、楽に感じるでしょう。
こういうシチュエーションのもとだから、深く入り込め、集中できたのかもしれませんが、自信に繋がりましたね。
4日間の合宿を終え、日本プレクシャ・ディヤーナ協会会長である坂本先生から2年かかって頂いたレベルⅡの履修証をいただきました。万歳!
講義、ヨガのアサナ、瞑想の実践、温泉、美味しい食事、茅葺屋根の古民家の宿泊所、自然豊かな環境、山と川、仲間達との楽しい語らい、すべてに感謝です。