インド瞑想の旅 その7 抱腹絶倒マツ○○劇場

明けましておめでとうございます。

穏やかな元旦ですね。
今年もビシバシとブログをUPしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ムニ(お坊さん)のお話をと思いましたが、お正月を迎え、ここはひとつ新春初笑いということで。

私の友人で、このブログにちょこちょこ出てくるマツ○○さんという沖ヨガの先輩でもあり、友人がいます。
私は彼に対して他の人よりかなりハッキリものを言うので、彼にとって私は「天敵?!?」
その割には仲良しなんですけどね。
彼との付き合いは長いのですが、彼と一緒だと国内外どこへ行っても、何かが起きる! 
まさに珍道中というにふさわしく、必ず何かしでかしてくれるんですね。この人・・・。
ま、平たく言うとトラブルメーカーってこと?
彼にまつわることならいくらでもネタがある。アハハ
今回も期待に応えて、やってくれました。

1週間の瞑想キャンプでは、食事は完全菜食で、アルコールやタバコはもちろんNG。
さらにジャイナ教の教えに従って、アヒンサー「非暴力・非殺生」を守るため、小さな虫を殺したりしないよう、拍手はしません。
拍手の代わりに両手の手のひらを上に向けてヒラヒラさせるのです。
よく幼稚園できらきら星を歌うときにやるでしょ? あれです。あれ。
大の大人がみんなで手のひらをヒラヒラさせるって結構微笑ましいものです。

羽織袴で旗を持つまつ○○さん

羽織袴で旗を持つまつ○○さん

インドだからもちろんハエや蚊はトーゼン元気よく飛んでいます。
「瞑想中は体を決して動かしません」と誓ってから瞑想に入りますが、瞑想中でなくても手で払ったり、ましてや手でパチンなどと、挟んで殺すなんてのはもってのほかです。
瞑想中にハエや虫が顔や腕の上を這いずっても、ムズムズしても、こそばゆくても・・・必死にじっと耐えます。ひたすら耐えるのみ。
最初の頃は我慢できずに、体を動かさず目をつぶったまま、下顎を突き出して、鼻の上に息を吹き込んだり、顔の筋肉を動かして、虫をなんとか追い払おうとしました。
でも瞑想を続けていくうちに、だんだんとあの早朝のイスラム寺院からジャンカ、ジャンカ♪♪♪と鳴り響いてくる大音響も、集中が深まると気にならなくなるのと一緒で、「心頭滅却すれば火もまた涼し」ですよ。ハエが鼻の穴に入って来るのは、かなりツライけどね。
虫なんぞに気を取られるのは、まだ修行が足らんね。修行が。

アヒンサーを全うすべく、インドへ行く前に、同行の参加者には「殺虫剤や蚊取り線香は持参しないよう」にと注意します。
だいたい虫にボコボコ刺されまくるというのは、血液が酸性化(いわゆる血がドロドロ)している証拠で、偏った食生活で甘いものや肉類を多く摂取している人ですね。(^_^;)

今回も夜になると、ゲストハウスの白い壁には、なにやら小さな虫がいっぱい。言わずと知れたモスキート。
気にすると刺されなくても痒い気がするから、長袖長ズボンを履いて、気にしない気にしないと自分に暗示をかけながら寝ちゃう!
ある朝、マツ○○さんの部屋に行ってみたら。ガーン!
ベットの足元にあったのは、緑色のぐるぐると渦巻き状をした明らかにmade in japanのものが。そう蚊取り線香です。
ぎゃぁ~!!!!!!
ダメじゃん。そんなもの焚いちゃぁ。
ジャイナ教の人に知られはしないかと、私は青くなって心臓ドキドキ。
インドのキャンプに何回も来ているにもかかわらず、彼はのたまった。
「だって壁にいっぱい蚊が張り付いているし、同室の人が蚊取り線香持ってきたんだもん。」
「ったく、もう・・・」
そこでまた彼は私に怒られることに。

ロシア美女と

ロシア美女と

ある日のこと、大学で哲学を教えているランジット先生からレーシャ・ディヤーナを教わっていた時のこと。

まつ○○さんの後ろがランジット先生 真ん中はランジット先生のお父様

まつ○○さんの後ろがランジット先生 真ん中はランジット先生のお父様

レーシャ・ディヤーナとは、ものすごく大雑把に説明すると、ケンドラ(チャクラ)に関連する霊的な色彩を知覚しながら、ネガティブな本能的欲求や悪業を軽減するというものです。
私たちの体はオーラ(電磁気的なエネルギー)を放射しており、それが体の外側を覆っているのですが、私たちの感情によって変化し、不純な情念の波動である悪いレーシャを良いレーシャヘ置き換えることにより、意識は純粋になると言われています。
良いレーシャは、赤色、黄金色、白い色に象徴されます。
悪いレーシャの色は、灰色、濃い青色、そして黒!と、先生が言った途端、先生の目の前をなにやら一部黒いものが足早に通り過ぎました。
え〝っ?!  あ〝っ?!  う〝っ?!
その時、部屋中は一瞬にしてフリーズ!!
ランジット先生の鼻の先で、ズボンが脱げて、履いていたブリーフが丸見え。
その人は誰あろう我らがまつ○○さん。
しかもあろうことか、そのブリーフは悪いレーシャ色の最高峰「黒」

彼は夕食後、満腹でズボンの紐を緩めていたところ、受講中にお腹がさしこんで、焦ってトイレに行こうとしたら、ズボンが脱げちゃった!
まるで漫画です。
おかげで爆笑の渦。
しばらく講義にならなかったのは言うまでもありません。
よりによって黒ですよ。
彼いわく「だって、白いのはみんな洗濯しちゃったから、黒いのしかなかったんだもん」
憎めないんですねェ。この人。

まつ○○さんと長老

まつ○○さんと長老

てなことで、今年も「インド瞑想の旅」まだまだ続きますのでよろしくお願いします。
乞うご期待!
To be continued!



You can leave a response, or trackback from your own site.

One Response to “インド瞑想の旅 その7 抱腹絶倒マツ○○劇場”

  1. きえさん より:

    ったく。
    マツヨシはいじられキャラ?
    まあ、人生楽しくやって下さいってとこでしょうか?
    “遊びをせんとや生まれけむ”という言葉がありましたよね、確か。
    ヨガのクレージーな世界は門外漢の私にはちとわかりませんです。

Leave a Reply