*前回の訂正があります。
宮殿ホテルがあったのは、ルニではなくロハトという町でした。
ホテルの名前はROHET GARH(ロハト ガル)。
GARHはお城という意味で、ロハトのお城・・・分かりやすい。
さて、旅の4日目は次の町に移動しながらお寺を見学です。
まずはヒンズー教のお寺。
平日というのに参拝客でいっぱい!
入り口で靴を脱ぎ、上へ上へと続く階段を上がっていきます。
そこはいかにもインドらしい雰囲気で、人が多いのと、雑然、混沌、喧騒、きらびやか。
トイレは昔ながらにドアもなく、床が何の水分かわからないけど、ネトッと濡れていました。
このくらいで怯んでいちゃあインドは行けないね。
インドでの履物は、ビーチサンダルに限る。
寺院や家の中に入るときは、履物を脱ぐため、靴下も履かない方が便利ですが、乾燥しているため、長い滞在の場合、人によっては踵などが割れてくる可能性もあります。
いつだったか、同行者の踵が割れて血がにじむという恐ろしい光景に遭遇したことがあります。
だからクリームをたっぷり塗って、汚れてもいいような五本指靴下を履くと良いですよ。
次に訪れたのが、ジャイナ教のお寺。
ジャイナ教徒はインドの人口のわずか0,5%ですが、殺生を避けるために、農業や漁業、林業などの職にはつかず、金融や宝石関係など商売をしている人が多いそうです。
ジャイン(ジャイナ教の信者)というだけで、とても信用度が高く、商売もそれだけ順調で、経済的に裕福な人が多いとか。
インド経済界の有力者も結構いるらしい。会ったことないけど。
街を歩いていても、ジャインのマークをつけた家はとても立派でお金持ちそう。
さらに戒律の一つにアッパリグラハ(無所有)があり、寄付や喜捨が多いので、ジャイナ教のお寺はとてもきれいで立派。
ジャイナ教では偶像崇拝する派としない派があり、偶像崇拝派は寺院があり、ジャイナ教始祖マハビーラの像もあります。
極彩色のレリーフでマハビーラの一生が描かれてあったり、さらに壁にそれを描いている美術家?芸術家?アーティスト?がせっせと筆を動かしていました。
インドの人たちの信仰の篤さを実感し、バスは2番目の宮殿ホテルへとキムサールを目指します。
バスが到着したところは、広い平原のド真ん中に、ドッカーンと大きく立派で、見るからに「お城!!!」という建物。
みんなでバスを降り、周りを見渡して「うわー」「へえー」「ほおー」と、感動し唖然としたときは「ハ行」が多いようです。
Khimsar Fortという名のホテルで、Fortは砦だから「キムサールの砦」・・・西部劇の題名みたいだ。
エントランスの近くのガラス張りのショールームのようなところには、この宮殿ホテルの主であるマハラジャのマイカーなのでしょうか。ロールスロイスをはじめ、ベンツ、ジャガー、ポルシェ、その他、ピッカピカの外車(タタ車は残念ながら1台もなかった)が、8台くらい並んでいて、まるでプチ自動車見本市みたい。
写真を撮り忘れたのが残念。
このホテルこはさらに立派なプールがありました。
ひと泳ぎしたあと、プールサイドの芝生が気持ちよさそうだったので、調子に乗って水着のままアサナをやりました。
お粗末様です。└(・_・;)┐
夕食後は、篝火を炊いた庭で、ラジャスタン地方にいるジプシーたちによる、ダンスと音楽を見物。
一昨年、ジャイプール近郊のテーマパークや、ジャイサルメールの砂漠でラクダに乗ったときに出会ったジプシーも似たような衣装や踊り方だったので、この地方独特なものなのでしょう。
ジプシーダンサーの女の子は、小柄で目がパッチリしたとても可愛い子。
しかも非常に体が柔らかく、アーチのポーズもなんのその。
刀の刃の上に乗ったりとやんややんやの大喝采!
「踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃソンソン」とばかり、最後はみんなも参加して一緒に踊り、これまた楽しさ倍増。
でもぐるぐる回って目が回りました。
翌朝、朝食をとりに行くと、朝日がステンドグラスを通ってレストランを美しく彩っていました。
私の部屋もステンドグラスがあり、朝はとても幸せな気分でしたよ。
このホテルで贅沢な気分を満喫した私たちは、最終目的地のラドヌーンを目指して移動。
途中、今は使用されていない宮殿を見学しました。
広大な土地に、マハラジャ専用のプールだとか、ハーレムに住む何人もいるお妃や女性たちのプールがあり、遠い昔はさぞや豪華絢爛、きれいだったことだろうと思いを馳せます。
ここはそのうち宮殿ホテルに生まれ変わるのでしょう。みんなでホテルに改築されたら、泊りに来たいねと話し合いましたが、いったいいつになるのかな?
ここのマハラジャの系譜が壁に飾ってありましたが、現在の主の跡継ぎの写真を見るとすごいイケメン!!! 修正なしかな?!?(~_~;)
父上はそれなりだから、きっと母上がチョー美人なんだろうな。
だれか私の知り合いの独身女性で頑張る人いないかしらね? そうしたら遊びに来るのに。
どんな人が彼のお嫁さんになるのだろうかと、どーでもいいことを考えながらバスに揺られ、真夜中近くになってようやくRADNUNへ到着しました。
インド人に聞いても知らない人がいるくらい・・・田舎です。
2年ぶりで、訪れるのは3回目。私を幸せな気分にさせてくれるラドヌーン。
いよいよ明朝から国際瞑想キャンプのスタートで、これからが本番。
乞うご期待!
To be continued!