イタリア奉仕団東北支援 その3ランチパーティー

スルメをかじりながらビールを飲んでいるイタリアメンバーに、明朝4時からの朝ヨガに出る?と聞いたら、即No!
そりゃごもっとも( ̄▽ ̄;)
連日のハードスケジュールで彼らもお疲れ。

私も朝が早かったから、バタンキューと布団に倒れ込んだと思ったら、もう起きる時間。
ワォ、早くしないと張先生の朝ヨガに間に合わない、!
顔も洗わず、マットを持ってホテルの芝生に行くと、もう数人が集まっていました。
初めて張先生のアサナにお付き合いする人たちは、だんだんと動くのを止め、呆然と先生のアサナを見るばかり…。
わかるワカル!!
私も初めて、張先生の先生である洪先生のスーパーヨガを見たとき、同じようになすすべもなく、ボーゼンと口を開けて見てたもん(^_^;)
張先生のお弟子さんのMさんが、「じっとしていると体が冷えるから、動いた方が良いですよ」と優しく助言。
こちとら冷えるどころか、上着を脱いで汗だくです。
徐々に朝日がのぼり、太陽の光りを浴びて実に荘厳な気分でソーカイ!
本来ヨガは、日の出の時間に、朝日を浴びながらやるんですよ。

朝ヨガ終えて、さぁ、支援活動にしゅっぱぁ~つ!。
その日、ボランティア先は、元JRの社宅住宅だったという4階建ての、これぞ昭和!という雰囲気の団地の仮設住宅でした。
取り壊す寸前だったのを、仮設住宅にあてたようです。
その2階の窓に日本とイタリアの国旗がたなびいていました。

国旗はためくお部屋で指圧をやりました

国旗はためくお部屋で指圧をやりました

今日は、お昼にイタリアランチを皆さんに食べてもらおうと、ユキが腕をふるいます。

ユキ

ユキ

私とマリア、チエコさんを除いた女性陣は、お料理のお手伝い。
もうひとグループは瞑想指圧とマッサージです。
私もゆるゆるマッサージをやらせていただきました。
背中と首が痛くて夜も寝られず、腰痛もあるためステッキを突いているという男性がいました。
でも身体を触ってみると、凝っているわけではなく、でも明らかに痛みがあり、とても辛そうです。
それはストレスからくる痛みと思われました。
私たちには計り知れない大変な経験をされ、震災による大きなストレスがかかっているのだろうと想像され、ちょっと胸が痛くなりました。

そうこうしているうちに、良いにおいが漂ってきます。
トウモロコシの粉からできているポレンタ、チーズに胡桃を乗せて蜂蜜をトロリ、生ハムやソーセージ、ルッコラやトマトのサラダ、トマトソースのパスタなどなど。

お手伝いの学生さんと一緒にクッキング中

お手伝いの学生さんと一緒にクッキング中

お豆とルッコラサラダ

お豆とルッコラサラダ

生ハムやサラミ、ソーセージを切っていると、横からどんどん手が伸びて、切った端からなくなっていくではありませんか?
きゃぁ~、ちょっと待ってぇ。(◎-◎;)〓 いま、ちゃんと切ってお皿に並べるから!!
お皿に並べるまでもなく、包丁を入れ切れたかなと思うと、もうなくなり、すべてこの調子。
トマトスパゲティの鍋の前は、長打の列となり、スタッフは美味しそうなお料理たちを・・・見るだけ。
.・°(>_<) °・.
よほど美味しかったんでしょうね。

みなさんイタリア料理をいただきながら、お酒も入っていい気分♪
しかもバックグラウンドつきです。
二人の女性がキーボードとケーナで軽快な曲を奏でています。
演奏DSC_1836
この二人はこうやって、各地を演奏ボランティアをして回っているようです。
色んな形のボランティアがあります。

その時は、120人もの方々が集まってくれました。
一緒に食事をして、お酒を飲んで、おしゃべりして。
ひととき、日ごろの煩いごとを忘れて、みなさん楽しそうな笑顔でいっぱい。
私がマーサージさせてもらった男性もカラオケで楽しそう。

カラオケ中♪

カラオケ中♪

スタッフもいろいろ大変ですが、みなさんのその笑顔ですべて報われます。

一通り終わって一休み

一通り終わって一休み

この日のスタッフ

この日のスタッフ

その日は河北新聞社の記者が取材に来てて、瞑想指圧の記事が翌日載っていました。
ダビデは画になるな。

河北新聞に載りました

河北新聞に載りました

 

勝利者の瞑想法―ジャイナ教・修行の実際 [単行本]
 



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