お腹いっぱいになった私たちは、良い具合にバスに揺られ、お腹もこなれた頃、キャンプ地のグムバルゴドゥに到着したのは、もうすでに辺りは暗くなっていました。
敷地の中に入ると直ぐに目につく大集会場の白い門。
LEDのライトに照らされ、しかも目にも鮮やかな色がクルクルと変わる!
ん?!?何だこれ?
まるで田舎のキャバレーのようである。
最初ちょっとギョッとしたが、ま、インドの街中にあるヒンズー教の像が飾られているところは、これでもか!というくらいに、遠くから見ても直ぐにわかるくらいド派手だから、照明の色が変わるなんぞ、可愛いもので華々しくていいじゃありませんか! 彩り豊かということで・・・。
キャンプ地は毎年開催地が変わり、インド国内の各地を回ります。会場地が決まると、そこに非常に広い集会場、ゲスト用宿泊施設(簡易ビジネスホテル並み)、食堂、講義室、お坊さん達の宿泊棟、更にインド国内外から信者が集まるため、約1万人近く収容できるキッチン付き仮設住宅が突貫工事で建設されます。え゛っ?!? 1万人! 驚きです。単身者用と家族用となかなか住みやすそうです。おまけにマーケットもできちゃいます。食品から食堂、衣料品、アクセサリー、何から何まで揃う から便利この上ありません!
前回のネパールでもそうでしたが、建設途中で日に日に施設や整備が整えられ、今回も私たちが到着したときは、まだゲストハウスや食堂の準備途中でした。バスルームの配管などはダイナミックに開けられた穴に、配管の管を差し込んだ!という感じで、壁の穴が隙間だらけで管も曲がっているし、建築中なのか、それとも改築中なのか、よくわからなかった。よーく見ると床も壁も新しいというのが何となくわかる・・・かな?という感じ。
私たちに充てられた部屋がある建物は、2階以上が外人用ゲストハウスで、1階は屋内集会場になっていました。
一部屋3~4人ずつ割り当てられ、私たちの部屋は4人部屋でベットが4つ、洗面所の水はチョロチョロで顔を洗うにも時間がかかり、シャワーもあまりお湯が出ず、チョロチョロしか出ずバケツに溜めてから使うというあり様。最初の2~3日は水シャワー・・・ハックション! ここはインドとは言え、朝晩は肌寒くなり、水はさすがに涼し過ぎた。
でも部屋を変えてもらうなんてことはできません。変えたとしても多分似たようなものだし、すべて忍耐、すべてを受け入れる、その修業のために来たんだから! でもお隣の女性たちの部屋は、ベットなくマットレスのみ、でも水はジャンジャン蛇口から出て、しかも熱いくらいの湯がふんだんに出る。ありゃ? うーん、やっぱりインドだ。当たるも当たらぬも時の運。それがわかってからというものは、お隣の部屋にもらい風呂ならぬ、もらいシャワーに毎晩出かけました。
不思議なことがもう一つ。外観はどう見ても3階までしかない建物のエレベーターの計器を見ると、ナント6階までのボタンがあり、念のため6階を押してみたが、ちゃんとランプが付くではありませんか! 3階以上のエレベーターはいったいどこへ行くのであろうか…。 インド建築物の七不思議!
さて、いよいよ明日11月1日から7日の夜まで、朝から晩まで講義と瞑想の実習がスタートします。
ちなみに下記は日本人用Day Schedule
4:30 起床
5:00~5:30 アラハトバンダナ(アチャリア最高指導者へ朝のご挨拶とマントラ)
5:45~6:30 Preksha Meditation
6:30~7:30 yoga
7:30~8:15 Bath(インド人は朝にシャワーを浴びる習慣あり)
8:15~9:00 Breakfast
9:00~10:00 Interaction
10:00~10:50 Preksha Meditation
11:15~12:00 Kayotsarg(瞑想の第一番目の力を抜く瞑想)
12:00~12:45 Lunch
12:45~13:30 Rest
13:30~14:20 Interaction
14:30~15:10 Preksha
15:20~15:40 Refreshment
15:40~16:30 Kayotsarg
16:30~ 17:15 Personal Work
17:15~18:00 Dinner
18:00~18:40 Interaction
19:00~20:00 Arhat Vandana
20:00~20:30 Pratikraman Yog
21:00~4:30 Yog Nidra(就寝)
明日からは、気を引き締めて4年ぶりの学びの日々です♪
Be continues♪