ディープな旅 ネパールとインドその3ーアワード賞

大好きなムニに、日本語が通じたのではないかと思い込み、勝手に舞い上がった私ではありましたが、本来の目的は坂本先生のアワード賞です。

今年、日本で永年プレクシャ・ディヤーナの指導をされている坂本先生に対して、アワード賞が授与されたのです。
2007年から毎回キャンプに参加している身としては、ぜひともその受賞をこの目で確かめたいという気持ちが強く、無理をしてでもという思いで今年も参加しました。

その授賞式は思いの外、こじんまりと講義を受けている教室で行われ、日本人の他に、ロシアグループのメンバーが参加してくれました。
ちょっとここでも拍子抜け。
毎回、キャンプにロシア勢は100名を越すほどの参加者がいるのですが、なぜか今回はロシアからは11名のみ。

一昨年のアチャリア・トルウシー生誕100周年記念の際は、ロシア、ウズベキスタン、ウクライナなど東欧から230名の参加者がいたのですが、今回は開催地がネパールだからという理由なのでしょうか、海外からの参加者がとても少ないことにビックリ。
ま、ビラトナガールはネパールでもインド国境に近い小さな田舎町で、観光地でもないからなぁ。

で・・・いよいよ受賞式が始まりました。
その場にはどんぐり眼のムニ・シュラマンジーと私の大好きなムニ・ジャイ・クマールジが同席。
アチャリア・マハー・シュラーマンは・・・そこにはいませんでしたが、この際、ジャイ・クマールジがいてくれたらそれで良いや♪

坂本先生、ムニ・シュラマンジー、ムニ・ジャイ・クマールジ

坂本先生、ムニ・シュラマンジー、ムニ・ジャイ・クマールジ

本部を代表して在家信者の方々から立派な楯を始め、地元の名士たちなのでしょうか、次から次へと記念品が坂本先生に贈呈されました。

立派な楯

立派な楯

その後、ロシアのメンバー11名による、プレクシャ・ソングのコーラスが始まりました。

ロシアグループによる合唱

ロシアグループによる合唱

ロシアの女性は美しい人が多いです・・・しかし、全員が歌が上手いとは限らない。
一所懸命歌ってくれました。素晴らしい♪ パチパチパチ(拍手)
残念ながら日本人グループはプレクシャ・ソングは歌えません。
そこで、みんなと話し合いました。
「今度は私たちもプレクシャ・ソングを覚えて歌えるようにしよう。
ただし、事前に音程だけは合わせよう」と、固く誓い合ったのです。(汗)

そう言えば、一昨年の大イベントで、急遽日本人を代表してT子さんが舞台で独唱をしました。
実に気持ち良さそうに朗々と歌い上げたその歌は「ろくでなし」???

2013年のイベントで熱唱するT子さん

2013年のイベントで熱唱するT子さん

その歌で良かったのかどうか・・・。
でも日本人以外には、その歌の意味なんかわからないから、ま、いっか!?!(苦笑)

その夜、先生には内緒で、ビラトナガールの銀座通りにあるお菓子やさんでケーキを買いキャンプ中は禁酒のため、ジュースでサプライズ・ミニパーティをやりました。
その時の坂本先生の笑顔がとても素晴らしかった♪

サプライズパーティ

サプライズパーティ

インドもそうですが、日本では考えられないほど、お菓子やケーキはとてもカラフルです。

カラフルケーキ

カラフルケーキ

ベジケーキもありました。

 なんとベジケーキもありました。

キャンプ中の食事はジャイナ教食でビーガン(動物性の食品を一切摂取しないという、完全菜食主義者)に近く、とても優しいお味です。

美味しい食事

美味しい食事

コーヒーもありましたが、このカップをよーく見たら・・・「ネスカフェ」ならぬ「ナイスカフェ」???

ナイスカフェIMG_0276

毎回、宿舎からすこし離れた建物に行って、3度のお食事をいただきましたが、それはすべてボランティアの人たちによるものだったのです。
お揃いのスタッフTシャツが彼らの裕福さを語ります。

アチャリアがキャンプ中に滞在した家は、在家信者の方の家の一部が提供されたのですが、それはそれは立派なお屋敷でした。
聞くとこころによるとネパールで3番目のお金持ちのお宅だそうです。

比良都なガールの在家信者によるボランティアの人たち

ビラトナガールの在家信者によるボランティアの人たち

ジャイナ教徒は厳しい殺生戒の故に就ける職業が限られています。
軍隊や狩猟、漁業はもちろん、虫や微生物の生命を奪う危険性のある農業も避けるとなると、いきおい商業、とりわけ宝石・貴金属小売業や金融業に集中することになったようです。
日本でも御徒町あたりの宝石商は、ジャイナ教徒の方が多いのですよ。

その結果として、インド国民の0.4%とはいうものの、彼らの結束力ともあいまって、インドでは比較的裕福なコミュニティを形づくり、政財界にも力を持つ人が多いのだそうな。

このブログのその1で登場したTちゃんは、子供のころから「仏陀」大好き人間で、初期仏教に詳しく、その話をさせると目はキラキラと輝き、顔を紅潮させ、嬉しそうに貧乏ゆすり(コーフンするので貧乏ゆすりでバランスをとるのか・・・???)をしながら喋り捲ります。

海外旅行はもちろんネパール、インド、ジャイナ教のムニなど初めてづくしですが、ツアーに参加する前から、キャンプに参加したらそのままジャイナ教のお坊さんになってしまうのではないかと、周囲の仲間から言われまくっていました。

仏教にやたら博識な彼ではありますが、参加者のうち一番若い女性のMちゃんと話をしていて、彼は「アナ雪」(アナと雪の女王・・・ありのままで~♪♪♪って、いうアレ)を知らないというのが判明!

彼女は、非常に驚き「それじゃ、若い女の子と話が合わず会話成り立たないよ!」と大いに心配したのです。
で・・・未だ独身だというのが実に納得。

Tちゃん 独身♪

Tちゃん 独身♪

彼は結局、世界で一番戒律が厳しいジャイナ教のお坊さんになる決心はつかず、一緒に帰国しましたが、以前に自衛隊に所属していたことがあり、やっぱりジャイナ教のお坊さん無理っぽそう。

お坊さんにもなれず、「アナ雪」も知らない彼はどーする!?!
でも、とても良い奴なので、初期仏教に興味のある独身の女性諸君。
何ならTちゃんを紹介しますよ。(^_-)-☆

さて、近々大掃除の合間を縫って続編書きますね。
乞うご期待!
To be continued!



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