ディープな旅 ネパールとインドその6ー感動の夜明け

湯たんぽで気持ちよくグッスリと眠った翌朝は、根性入れて早朝3時半に起きました。
その日の朝は、タイガーヒルという丘まで行って、ご来光とカンチェンジュンガが朝陽に染まるのを観に行きます。

町の南東に位置するタイガーヒル展望台は、ホテル街より400mほど高い位置にあるため、ヒマラヤのパノラマが満喫できます。

真っ暗な山道の細い曲がりくねった坂をぐんぐん登っていきます。
それにしてもドライバーさんの運転のうまいこと。
万年ペーパーゴールドドライバーの私にも分かるその腕前!

到着したときは、まだそれほどの人ではなく余裕余裕。
暗い中、「コッピー」または「コピー、コピー」という声がやたらあちこちから聞こえてきます。
ム、ム、何ゆえにこの暗がりで「コピーをするのかな?」
と思ったら、日本では今では懐かしくなった魔法瓶に入ったコーヒーの売り子さんたちの声でした。
その数、ご来光見物の人より多いくらいに感じました。
その時はね。(^_-)-☆

丘は標高2600mで朝の4時半の気温は低く、寒いことこの上ないです。
だから熱々のコーヒーを売っているんですね。
ここで雪山装備が威力を発揮し、ダウンジャケット、ダウンの股引、フリースとありったけ着込みました。

紅茶の街、ダージリンで何ゆえにコーヒーを売っているのか・・・それは謎でした。
インドのコーヒー生産量が世界第5位って知ってました?
最近、TVのクイズ番組で知りました。(笑)

ガイドさんがこの場所がベストだ!と教えてくれたところでじっとご来光を待ちます。
日が昇るまではだいぶ時間があり、それまでは星空鑑賞会。

だんだんと車と人の数が多くなり、いつも間にか、ヒッチコックの映画「鳥」のように、ふと振り返ったら・・・ものすごい人、人、人。

左右にもガンガン割り込んでくるため、うっかりお手洗いにもいけません。
ハイシーズンの山小屋のように、ちょっとでもその場を離れたら、もう入る隙はなくなりそうで、自分の場所を確保するのに必死です。

うっすらと姿を見せるカンチャンジュンガと町の夜景

うっすらと姿を見せるカンチャンジュンガと町の夜景

地平線が一本の線を引いたように白くなってきたと思ったら、だんだんと東の空が紫色に変わり、地平線は白から赤へ。

東の空が明るくなってきました

東の空が明るくなってきました

空は紫色からピンク色になり、赤みがさし、日が昇った瞬間
お゛お゛~、うわぁ~、ぎゃあ~、ぐわぁ~っ!!!!!
何とも言えぬ歓声とも怒号とも、悲鳴とも思えるような歓喜の声が、押し寄せ、後ろから、右から、左から、下から???も人が押し寄せてきます。
ゼーゼーハーハー言いながら必死に身を守りながら、ご来光を見るという体験は初めてです。
富士山だってこんなことはナイ!

世界共通ご来光というのは、人々を神聖な気持ちにさせます。
が・・・この場所では、神聖どころかラッシュアワーの電車と一緒。

日が昇る前に、一足先にカンチャンジュンガがうっすらとその姿を浮かび上がらせ、次第に薄いピンクをまとい、だんだんと赤みを帯び、それはそれは美しく、「生きてて良かった!」とただただ感動するばかり。
人々が山を神と崇めることを実感します。

ピンク色に染まるカンチェンジュンガ

ピンク色に染まるカンチェンジュンガ

かなり日が昇ってきました

かなり日が昇ってきました

実はタイガーヒルからは、エベレスト山群も見ることができ、稜線の合間にエベレストの頭が少しだけ見えます。

ちょぴっと頭が見えたエベレスト ラッキー♪

ちょぴっと頭が見えたエベレスト ラッキー♪

カンチェンジュンガと比べると親指サイズなので、見えただけでもラッキーでした。
これもヒーラーけんちゃんのおかげか、はたまたみんなの日頃の行いが良いのか!

次回は書ききれなかったトイ・トレーンに乗車します。
乞うご期待!
To be continued!



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